知らないと怖い 金属アレルギーとニキビの関係性

ニキビ アレルギーの関係

金属アレルギーとニキビの関係性

思春期でない大人の治らないニキビ、繰り返すニキビ、Uゾーンではない場所にできるニキビ、  顔のどこにでも出来るの背景に金属アレルギーが潜んでいることがあります。

気を遣っていたはずのアクセサリー金属

以前、毛髪ミネラル検査をした時、ニッケルの異常な数値に驚いた。

これは何か、ニキビとの関係性がありそうだ。

全身を観察して、常に金属が接触し続けている部分はどこだろうか?

身に着けるアクセサリーは14K,18K、プラチナにこだわっている。

この素材は金属アレルギーを引き起こすことは少ない。

口腔内金属の疑い

だとしたら考えられるのは金属製の詰め物がある口腔内だ。

ニッケルは歯科金属にも使われている。

現在、日本の保険診療内で歯科治療を行うと使用される金属は、一般的に金銀パラジウム合金と呼ばれる合金を使用している。

みんな使用しているし病院で使われているものだからから安心よね。

そう、思われていませんか??

実は欧米などの先進国ではパラジウム合金が歯科用金属として使用禁止になっているのです。

金属アレルギーの原因となり得ることや毒性が強いという理由からだそうです。

本当に怖い、パラジウム合金。

金属アレルギーの患者さんが歯科金属を除去したら、頑固だったニキビが嘘のように治ったという話はよく耳にしていた。

私の口の中にも歯科金属がいくつかある。

大きく覆われている銀歯の歯茎は黒く変色している。

銀歯で使われている金属(特に保険の材料)が唾液中にイオン化して溶け出し、歯茎を黒く変色させてしまうことがある。

唾液から血中に入り全身を巡るそうだ。

こうして体内の炎症を引き起こすのでしょう。

また、金属アレルギーの反応として、歯茎のメラニン色素が増えて黒っぽくなる場合もあるとされている。

ニキビが出来る顔の場所をUゾーンと呼び食生活や疲労などといった一般的な理由からのニキビは主に、こういうところに出来やすい。

しかし、婦人科系の疾患を持っている場合や金属アレルギーの場合、顔のどこにでも出来るのが特徴なので判断の基準が分かりやすい。

私も皮脂腺が少ないと言われているありえない目の横や下にニキビが、発生するまさにUゾーンとはかけ離れた場所。

歯科治療で銀歯を外しときの微量の削りかすで翌日、手の甲に赤い湿疹が発生した。

これは金属アレルギーに間違いない。

その金属を特定したい。

パッチテストへ

皮膚科でパッチテストを受ける決意をした。

知識もないまま皮膚科を受診して金属アレルギー検査の希望を伝えた。

パッチテストで、金属元素ごとのアレルギーの有無を調べます。

皮膚科では一般的に17~20種類ほどの金属元素について検査しますが、医師曰く

アレルギー反応を誘発してしまうことがあります。

また、検査後の症状悪化や新たなアレルギーを誘発する可能性もあります。

それじゃあ、どうすれば良いですか?

まずはかかりつけの歯医者で銀歯に使われている素材を特定してから検査しましょう。

ということになりこの日は帰宅した。

アレルギーを引き起こす代表的な金属

金属アレルギーを起こしやすいとされている中で代表的なのが下記の金属である。

  • ニッケル
  • コバルト
  • 水銀
  • クロム
出来るだけ使いたくないね

アレルギーを起こしにくい金属

起こしにくいと言われている金属は主に

  • プラチナ

それでも、金・銀・プラチナでアレルギーになる人もいます。

個人差があるから絶対ではないんだね

歯科用で使われる様々な種類の金属

歯科用金属には様々な種類が使用されています。
主成分の金、銀、プラチナ、パラジウム。

それ以外に合金として微量加えられる金属は、銅、亜鉛、錫、鉄、インジウム、イリジウム、レニウム、ルテニウム、ガリウム、ゲルマニウム、アルミニウムなど多くの種類が含まれています。

歯科用金属ワイヤーには、ニッケル、コバルト、クロム、モリブデン、タングステン、マンガンなどが含まれています。

歯科で使用される以下の16種類の金属を調べることができます。
スライド2

わたしの口腔内にある金属は

  • 6 パラジウム
  • 8 インジウム
  • 9 イリジウム
  • 10 銀
  • 14 亜鉛
  • 15 金
  • 16 銅
  • 18 プロペト

さあ、成分が分かったので、いざ皮膚科に突撃だ!!

いよいよパッチテスト

 

初 回 パッチテスト貼付
2回目 初回から2日後 1回目の判定
3回目 初回から3日後 2回目の判定
4回目 初回から7日後 3回目の判定

検査は、1週間のうち計4回受診する必要があります。

仕事や学校のスケジュールを考えて受診しなきゃね。

48時間閉鎖型パッチテスト(PT)と呼ばれています。試薬の付いたテープを背中や上腕に2日間貼り、2日後それをはがし、除去後、皮膚に現れた反応を観察していきます。

貼付から2回目の受診が終わるまではその試験部位を濡らすことができませんので、この間は入浴、シャワー、運動(汗をかく)は不可となります。

と言う皮膚科もあるようです、私が受診した病院はシャワーokでした。

透明な防水シートを貼り付けていたからでしょう。

初日

既にアレルギーが強いと思われる箇所は猛烈に痒い。

防水シートの上からポリポリ痒いてしまう。。

初回から2日後 1回目の判定

防水テープ除去。

金属アレルギー反応が結構ででますねー。

皮膚の膨らみや色味をチェックされて写真を撮られる。

剥がしたパッチ跡にマジックで印をつけられる。
薄くなったら自分で点を付けてくれとのこと。

だから上腕にしてくれたのね。

初回から3日後 2回目の判定

同じく医師からのチェックと写真撮影。

看護婦さんが、顔はうつらないので安心してくださいと声をかけてくれる。

そりゃー安心じゃ。

初回から7日後 3回目の判定

ようやく最終日です。

判定結果がでました!!

じゃじゃじゃーん!

  • 6 パラジウム   陽性
  • 8 インジウム   陽性
  • 9 イリジウム   陽性
  • 10 銀     陰性
  • 14 亜鉛    陽性
  • 15 金     陽性
  • 16 銅     陰性
  • 18 ワセリン  陰性

こ、こんなにある・・・

 

一度、金属アレルギーになると一生続くため、なかなか厄介です。

皮膚科での金属アレルギー検査パッチテスト、金額は保険診療で2,000円〜3,000円のようです。

自費診療の皮膚科やそもそも金属アレルギー検査を実施していない病院もあるようです。

事前に問い合わせしてから受診するのがスムーズですね。

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