ニキビが治らない!!PH値がアルカリ性に傾いているからだ

ニキビ肌

繰り返すニキビに疲れ果ててしまっていませんか??

一日でも早くニキビを治したいですよね。

テレビや雑誌でよく耳にする肌のPH(ペーハ)って何??

ニキビと関係あるの??

実はとってもニキビ肌の方には関係が深〜いお話なんです。

 

 

 

肌  PH (ペーハー)バランス?ニキビ肌との関係はあるの?

 

 

 

 

皮膚のPH値とは皮膚表面を薄く覆っている皮脂膜の値を表しています。

PH値の度合いは0〜14に分けられています。

PHが少ないと酸性に傾き、多いとアルカリ性に傾いていることになります

真ん中のPH7を『中性』、

PH7より下だと『酸性』であり、肌質は“脂性肌”です。

PH7より上だと『アルカリ性』であり、肌質は“乾燥肌”ということになります。

さらにpH4.56.0であれば弱酸性の部類に分けられ、トラブルのない「健康的な肌」となる訳です。

逆に、ニキビ肌のPHはアルカリ性に傾き肌バリア機能が低下しているんです。

 

「皮脂をなんとかしないと…」とあぶら取り紙を頻繁に使ったり、お肌をゴシゴシこすって脂をとったりはしていませんか?

原因はもしかしたら皮脂量の多さではなく水分量不足にあるかもしれません。

意識を肌の水分量に向けて、内側と外側から水分量をあげてみましょう。

 

 

肌のPHバランスが整わないとニキビは良くならないの?

 

 

肌がアルカリ性に傾くと、肌を保護しようと表面に皮脂分泌が促されます。

毛穴が詰まった状態で皮脂が過剰分泌されてしまうと、

毛穴の内部に皮脂が閉じ込められてしまうことに。

アクネ菌の住み着いた毛穴内部にエサとなる皮脂が溜まっていくことで、

さらなる増殖を招きます。

二キビの原因、『アクネ菌」は、全ての人の毛穴の中に多く存在しており、

つまり、ニキビがない方の肌にもアクネ菌は存在しています。

では、いったいなぜニキビができる場合と

できない場合があるのでしょうか?

『アクネ菌』には善玉菌と悪玉菌の2種類が存在し、

善玉菌は肌のphを弱酸性に維持して

その他の病原菌の繁殖を抑えてくれています。

しかし悪玉菌は、毛穴に潜んで皮脂をエサに増殖し、ニキビが発生するんです。

『アクネ菌』の増殖を抑えニキビを発生させない為には肌を

弱酸性しておく必要があるんですね!

肌のPHバランスを弱酸性に保つための方法  食事の内容を見直してみよう!

 

 

よい食品だけを多く摂るよりも、バランスのよい食生活の中で、

肌によい食品を自然に摂取する方が効果が高いです。

体は食べたもので、できている!

ニキビやお肌の健康についてもよく当てはまります。

『普段何を食べるかによって、肌の健康に影響している』

研究で、ニキビの発症と予防に関して、食事が一定の役割を果たしていると示唆されています。

肌の善玉菌を増やしたいなら、脂肪や糖分を取り過ぎないということもポイントです。

特に白砂糖、小麦はニキビ肌には大敵です ⬅️本当に重要

季節の果物、野菜、海藻類、大麦など、

水溶性食物繊維を多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

プロバイオティクスなどのサプリを取り入れるとより

腸内環境が整いニキビ にはとても効果的です

 

 

 

肌のpHバランスを弱酸性に保つための方法 睡眠の質は大切 ぐっすり眠れてる?

 

 

入眠3時間に分泌されるといわれている成長ホルモンは、

新陳代謝を促し、肌ダメージを修復してくれる働きをします。

  • 激しい運動は、寝る3時間前までに済ませる。
  • 食事は寝る2〜3時間前までになるべく済ませる。
  • 寝る前のカフェイン、ニコチンを控える。
  • ベッドの中で考え事をしない。
  • 携帯を見ないメールを1通読んだだけで、
  • 脳はエスプレッソを2杯飲んだ時と同じような覚醒状態になるといわれています。

寝室の温度、湿度を整えることも大事。

夏場は室温を約25~26℃、冬場は22~23℃、湿度は50~60%が理想といわれています。

 

 

 

肌のpHバランスを弱酸性に保つための方法 ゴシゴシ洗いはダメ

 

 

肌を”アルカリ性”に傾けてしまう1番の要因、実は「洗顔」なんです。

  • 洗顔前に、石けんを使ってしっかり手を洗います。雑菌がついた手で洗顔をすると余計にお肌が汚れてしまいます。
  • ぬるま湯で顔を流します。乾いたお肌に洗顔料を載せると、せっかく泡立てたたっぷりの泡がつぶれやすくなります。
  • 洗顔料を泡立てます。泡立ての目安は、手を逆さにしても落ちないくらいの濃密な泡です。
  • ぬるま湯ですすぎ残しがないようにしっかりと流します。
  • 清潔な柔らかいタオルをお肌に軽く押し当てるようにして水分を拭き取ります。お肌をゴシゴシとこすらずに、優しく水分を吸い取りましょう。
  • 洗顔後は、お肌がアルカリ性の状態になっています。すぐに保湿ケアを行います。

 

 

化粧水は弱酸性が多いので、洗顔後すぐにお肌につけることで

お肌はアルカリ性から元の弱酸性に戻ります

すすぎは約1分を目安に!

洗いすぎは皮膚常在菌をも流してしまいます

なるべく早く、洗顔料を洗い流し、すぐに「弱酸性の化粧水」を使用することが大切です。

”アルカリ性”に傾いたお肌を、素早く”弱酸性”に整えてくれます。

 

 

 

肌のpHバランスを弱酸性に保つための方法 油断してない?その紫外線??

 

 

紫外線は、日焼けだけでなくさまざまな肌トラブルの原因となるため、

特に夏場は気を付けたいところです。

たとえ弱い紫外線だとしても、何も対策をしていない状態で浴び続けていると、

皮膚は紫外線の内部への侵入を防いで、肌を守ろうとします。

その結果、肌の表面は余分な角質が滞った状態に。

さらに、肌の内部はバリア機能が低下して水分が逃げやすくなり、

乾燥が進んでしまうのです。

紫外線を受けて乾燥が進むと、角質が肥厚して毛穴をふさぐ「コメド」が発生。

これがニキビの元です。さらに、紫外線によって酸化した皮脂が、毛穴を刺激することもニキビの原因となります。

さらに、紫外線はニキビの炎症を悪化させるため、

予防しないとニキビがなかなか治らないという悪循環に陥ってしまうことも。

 

●近場の外出には、SPF15~30ほどの日焼け止めにして肌に負担をかけない
●帽子や日傘をするなどの紫外線対策をあわせてとる
●日焼け止めが落ちないように、また乾燥を防ぐために汗はこまめに拭く
●汗は肌刺激が少ないタオルで軽くおさえ、べとつく汗には濡れタオルで拭く
●紫外線を浴びたら保湿を徹底する

 

 

にきび肌を予防もしくは改善するためには、PHを弱酸性に傾け

にきびの原因となる3つの因子「アクネ菌」「皮脂」「毛穴のつまり」にアプローチし、

にきびのできにくい肌環境にしていくことが大切です。

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