長年ニキビと戦い抜いた私が導き出した答えはお金をかけずにコツコツと基本的なケアを行うこと!
ニキビを早くきれいに治すためにも、正しい知識を身につけ一日でも早くニキビから解放されましょうね!
ニキビができる原因
顔にできるニキビは、毛包や皮脂腺が炎症を起こしている状態です。
- 過剰な皮脂の分泌
- 毛穴の出口が角化してつまる
- ニキビ菌の繁殖
この3点を抑制してニキビ肌とは無縁の肌に導きましょう!!
ニキビ 肌のバリア機能の低下が原因
ニキビも肌あれも角層が持つ肌バリア機能の低下が大きく関係しています。
バリア機能が低下することで肌あれを起こし、余計な皮脂を分泌しようとし、その皮脂が毛穴につまって皮膚に炎症が起こります。
また、角層はターンオーバーにより常に新たな細胞に入れ替わっていますが、その周期が崩れてしまい、角層が固くなって毛穴を狭め皮脂をつまらせやすくします。
最近ではマスクによってニキビが出やすくなったという人もいます。
マスクが肌に擦れることで角層が痛んでバリア機能が低下したり、マスクの中のムレによって汗や皮脂が増えたりすることが原因と考えられます。
アクネ菌が繁殖しやすい肌の状態
ニキビを予防するためには、アクネ菌を繁殖させないように、毛穴の詰まりを予防することが大切です。では、毛穴が詰まりやすく、アクネ菌が繁殖しやすい肌とは、どのような状態なのでしょうか?
■ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まっている
間違ったスキンケアによる肌への刺激、肌の乾燥など、皮膚の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れると、自然にはがれ落ちるはずの古い角質が肌に残り、皮脂とともに毛穴に詰まりやすい状態になってしまいます。
■バリア機能が低下している
ターンオーバーが乱れた肌は、肌が本来持つバリア機能が低下している状態です。肌のうるおいを保ち、外部刺激から守るバリア機能が衰えると、さまざまな肌トラブルの原因に。バリア機能を健康に保つためには、肌の水分と油分のバランスを整える必要があります。
■肌にあたえる摩擦がニキビの原因
ニキビ肌の方は特に摩擦に弱く、こすれると肌表面の角層が乱れてしまいます。角層はいわば、肌を外部刺激から守ってくれる大切な役割なので、それが壊れてしまうと肌は刺激にさらされやすくなり、炎症やニキビを起こしやすくなってしまうのです。摩擦をなるべく減らすことが、ニキビ撲滅の鍵になるののです。
ニキビ肌 正しい洗顔 方法を解説
ありがちなのが、脂っぽい肌をすっきりさせようと1日に何度も洗顔するのは禁物。必要なうるおい成分まで落として角質が厚くなったり、肌が余計に皮脂を出そうとして、かえってニキビができることがあります。
洗顔をするときには以下の点に注意してください
- お湯の温度は肌に負担が少なく、かつ皮脂が適度に落ちやすい30℃台前半程度のぬるま湯が適しています
- 肌に摩擦や刺激を与えずに、石鹸をよく泡立ててやさしく洗うことを心掛けます
- 洗いすぎも肌に刺激を与えることになるので注意しましょう
- タオルで強めに拭くのは避けます
- 洗顔後にはできるだけ早く化粧水や乳液、パックなどで保湿をします
ニキビ肌 実は保湿が一番大切
化粧水や乳液はコットンではなく肌を軽く手で押さえるようにしてなじませましょう。強くこするのは絶対にNG! 肌に刺激を与えないように、いたわりながら肌全体になじませましょう。
■スキンケアは保湿を重視する
肌の乾燥は皮脂の過剰な分泌や毛穴詰まりにつながります。ニキビ肌のケアや、ニキビのない肌作りのためには、保湿ケアが重要です。ニキビ=皮脂が多いというイメージが強いため、保湿ケアに不安を感じる方もいますが、きちんと保湿をすることで肌の水分と油分のバランスを整え、過剰な皮脂をコントロールすることもできます。
化粧水だけではせっかくつけても水分が蒸発してしまうため、乳液やクリームもきちんと使って化粧水で補ったうるおいを閉じ込めましょう。洗顔後は肌が乾燥しやすくなっているため、時間を置かずすぐにスキンケアをすることも大切なポイントです。
ニキビ肌必見 この4つの成分には注意
気をつけたほうがいい成分
「肌に合う」「肌に合わない」を決めるベース成分のうち、特に注意して欲しい成分がいくつかあります。
●エタノール ~敏感肌・乾燥肌の人は要注意
いわゆるアルコールの成分で肌への刺激が強いとされています。アルコールが蒸発するときに、肌表面の水分を一緒に奪ってしまうので乾燥することが多く、敏感肌の人や乾燥肌の人にはおススメできません。
●シリコン油 ~毛穴を防ぐ原因になる!
シリコン油は、いろいろな種類がありますが、シリコン油は実は油ですらなく合成樹脂、プラスチック油なのです。、撥水性があり、コーディング力が強いので毛穴をふさいでしまう原因です。非常に強い皮膜剤なので毛穴つまりしやすくニキビの原因となってしまいます。
●石油系合成界面活性剤 ~肌のバリア機能低下を招く
界面活性剤の中でも石油系のものは肌への浸透力が強く、バリア機能を低下させると言われています。肌の「バリア機能」とは、乾燥と外部刺激から肌を守る役割のことで、水分の蒸発を防ぐ働きもあります。
●グリセリン ~ニキビや吹き出物がでやすい人は要注意
グリセリンは、保湿成分の中でも特に保湿力が高いと言われている成分です。乾燥からくる小じわ対策には有効的です。その反面、アクネ菌の増殖の原因にもなってしまうため、皮脂の分泌が多く、ニキビのできやすい人にとっては、ニキビを悪化させる原因になってしまいます。